15.GauDioで音圧を稼ぐ

最終更新: 2019年8月27日


GauDioを使って音圧を稼ぐ方法を学びましょう。



音量を稼ぐ方法は4通りある。


継続的に続く大音量を圧縮するには、

  1. イコライザーを使う方法(手軽だが効果が低い)

  2. ボリュームとクロス選択を使う方法(手間がかかるが効果が高い)

  3. GauDioを使う方法(聴感が変わるが効果が高い)

  4. iZotope RXを使う方法(効果が高い上に音割れも修復できるがソフトが高い)

があります。今回は、3番を試してみましょう。



GauDioの特長と欠点


独自のアルゴリズムで、古いCD音源も最新のリマスタリングを凌駕する音質になるすばらしいソフトです。主な機能は、

  • 複数のWAVファイルの音圧(音量)均一化。

  • 人間の聴感に基いて低域高域を自動補正(自動トーンコントロール)。

  • 歪率が設定値を超える場合は音圧を自動的に抑制。

  • クランプされた波形を自動修復。

かなり意欲的なソフトなので、ぜひ試してください。


今回は、都営新宿線・京王新線のを使って説明していきます。都営新宿線に比べて、京王新線は有名なほど轟音区間なので、音量差が生まれやすい路線です。編集前は音量差が生じてしまっています。


しかし、明らかに編集後のほうがほぼすべての区間の音圧が均一かつ大きくなっているのがわかります。アルゴリズムが工夫されているのでしょう。単に小さかった部分の音量が上がっているだけではないので、聴いていてほとんど違和感がありません。


欠点としては、 メモリを食い過ぎるのか、長すぎるファイルだと失敗することがあります。


また、デフォルトの設定を使うと、波形を見る限り、結構派手に音圧を調整しているように感じます。個人的には許容されますが、当初の聴感とは異なることは否めません。その場合は設定値を変更する必要がありますが、なにせHPが閉鎖されているので、設定の説明がよくわからず、このへんは試行錯誤が要求されそうです。


手順を動画にしました。見ながら流れをつかんでください。それではやっていきましょう。



【手順1】ベクターでソフトを入手する。


NaoSoftさん作成の「GauDio」です。作者のHPはすでに閉鎖されていますが、Vectorからダウンロードすることができます。



【手順2】ソフトを立ち上げる前に、あらかじめ入力フォルダと出力フォルダを作成しておく。


いきなりつまづきやすい点なのですが、このソフトは、入力フォルダに入っているWAVファイルをすべて一括で加工する仕様になっています。入力フォルダに入っているファイルを選択することができません。したがって、あらかじめデスクトップなどに新規フォルダを作成しておいて、その中に目的のファイルを収めておく必要があります。


謎な仕様ですが、ソフトを立ち上げてからでは遅いので、注意してください。



【手順3】入力フォルダに、編集前の走行音ファイルを入れる。


新規フォルダを作ったら、入力フォルダに目的の走行音ファイルを入れてください。それから、Gaudioを立ち上げます。



【手順4】パスを正しく指定する。



赤色で囲った部分をクリックし、先程作成したフォルダを指定します。うまくいくと、水色の部分に目的のファイルが表示されます。その他の設定値は、デフォルトのままでいいと思います。



【手順5】変換を実行する。


やや時間がかかりますが、楽しみに待ちましょう。

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